7187ジェイリース 損切り
今回の取引実績
2021年11月24日に7187ジェイリースを平均取得単価2,261円で100株購入しましたが
→1月12日に株価1,980.3円で損切りしました。
実現損益は−28,070円(-12.5%)です。
損切りした経緯について
2021年11月24日時点で、7187ジェイリースの週足チャートがサポートラインで反発していたため、株価が高値更新を目指してさらに上昇していくだろうという考え、平均取得単価2,261円で100株購入しました。
一時的に2,400円付近まで上昇しましたが、ちょうどオミクロン株がアフリカで初めて発見され、このオミクロン株の感染拡大が懸念されたことから世界的に地合いが悪化してしまいました。
株式相場を予測するのは難しいですね…
これらの影響が日本株相場にも波及したため、この地合いに引っ張られる形でジェイリースの株価も1,000円台後半までじりじりと下落してしまいました。
その後12月後半には、株価が1,900円のサポートラインを割り込み、1,700-1,900円付近で揉み合う展開となりました。当時は上昇トレンドから下降トレンドへ転換しようとしている可能性が高いように感じていましたが、損切りができませんでした。
年が明けて2022年になってからもなお、オミクロン株の感染状況とFOMCによる金利引き上げへの不透明感から悪い地合いが続きました。
そのような状況の中で、1月12日にジェイリースの株価が一時的に2,000円付近まで急回復しました。
(おそらく今までの空売りへの買い戻しが入り、一時的に株価が上昇しただけだと思われます。)
当時はこの急回復したタイミングが売り時だろうと判断し、株価1,980.3円で損切りしました。
今回の反省点について
今回はオミクロン株の発生がきっかけとなり、世界的に地合いが悪化したことは仕方がありません。
しかし、このような結果をすべてオミクロン株のせいにするのではなく、それ以外の要因についても振り返りたいと思います。
7187ジェイリースは有利子負債がやや多かったこと(有利子負債倍率:1.53倍)、また流動比率:90.6% だったことが気になりましたが、通期業績は年々拡大し続けており、EPSの伸び率も文句なしでした。
株価は好業績でも地合いに大きく左右されるので、理不尽だなと感じます。
そのため、今回は業績面ではなく株価の需給面について反省したい思いまます。
ジェイリースを100株購入した11月末時点では、機関投資家4社がすでに空売りのポジションを増やしつつある状況でした。
しかし、当時は直近の平均出来高とのバランスを軽んじてジェイリースを購入してしまったことが今回の反省すべきポイントだと感じています。
ちなみに、2021年12月後半からは信用売残が減少している、つまり空売りへの買い戻しが増えているにも関わらず、チャートは下落トレンドを形成しつつありました。
加えて信用買残も減少している、つまり信用買いへの売り戻しが増えている状況でした。
この時点で自分が想定していたストーリーと違っていたため、この時点でジェイリースに見切りをつけ、損切りをした方がよかったのかもしれません。
現在の株価は?
私が損切りした1月12日から1週間経った1月19日の株価をみてみましょう。
1月19日引け後に7187ジェイリースの株価を確認したところ、1,676円でした。
損切りして本当に良かったです。
もし7187 ジェイリースを損切りできずに今も保有していたら、完全に塩漬け状態でした。
今後もしばらくはオミクロン株の感染拡大への懸念に加えて、FOMCによって長期金利の引き上げられることに注目が集まると思います。米国金融の影響を大きく受ける日本株相場もこの金利引き上げの懸念から、引き続きこれまでのような悪い地合いが続くことも予想されます。
米国金融の動向も踏まえながら、引き続き次なる株の買い時を慎重に探りたいと思います。
このブログでは、私の取引記録についても引き続き報告していきますので、応援のほどよろしくお願いします。